オフィスハヤシ

パワポでHPのトップイメージを作る

今回クライアントからいただいた質問は画像加工についてです。

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Q.アメブロやワードプレスのページに載せるトップイメージを、使い慣れているパワポ(パワーポイント)で作りたいんです。

コストのことを考えて、最初は外注したとしても、後から文言だけ自分で修正できるように。

フォトショップだと難しくてお手上げだし、フリーのソフトだと他人と共有できないし。できますか?
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A.はい、できます。

イメージの上に乗せる文言は、少しずつ修正して、見る人の反応を見てみたいですよね。

修正のたびにデザイナーの方にお願いするのは、ちょっと気が引けるし、コストもかかる。

であれば、自分でメンテナンスできるよう、使い慣れたアプリで作っておきたいです。

ということで今回はパワポでトップイメージを作る方法をお伝えします。

 

最初のポイントは「スライドのサイズ」

まずは作りたいイメージのサイズをあらかじめ、確認しておいてくださいね。単位はピクセルで指定されると思います。

そして「スライドのサイズ」を、確認したサイズに合わせます。

ナビゲーションは、デザイン > ページ設定(または、ファイル > ページ設定)

「ページ設定」画面から幅と高さを指定します。

※パワーポイント2016 Windows版では、デザイン > スライドのサイズ > ユーザー設定のスライドのサイズ で「スライドのサイズ」画面から指定

なお設定に必要な単位が「cm」なので、ピクセル–>cmに変換するために、÷96×2.54 で計算してください。

アメブロのバナーの例:
ヨコ:1120ピクセル:1120÷96×2.54≒29.63cm
タテ:300ピクセル:300÷96×2.54≒7.94 cm

 

はみ出しを気にせず、絵を挿入する

トップイメージに乗せたい絵や写真を用意してください。

タテ、ヨコ、どちらも、指定したスライドのサイズよりも大きいものを。

そして、版権の確認もお忘れなく。人の画像を勝手に使ってはいけませんよ。

絵または写真を用意したら、パワポに読み込みます。

ナビゲーション:挿入 > 図(または、挿入 > 写真 > ファイルからの画像)

パワポの場合、スライドのサイズよりも大きいサイズの絵を挿入すると、スライドに入りきるように絵のサイズを自動で調整してくれます。

こんな感じ!

これを、タテ、ヨコのどちらも、スライドの白い部分がなくなるまで拡大していきます。

そのとき、タテ、ヨコどちらかが、下のスライドからはみ出ても気にしないでくださいね。

載せたい部分が乗っているかを、パワポ画面の左側で確認してください。

スライドからはみ出さないように文字を載せる

乗せる絵や写真が決まったら次は文字を乗せましょう。

これはいつもスライドを作る要領でOKです。お好きに乗せてください。

ただ、パワポ画面の左側で、文字が乗っていることを必ず確認してください。

 

 

2つの形式で保存する

絵または写真と、文字が決まったら、一旦保存しましょう。パワポのファイル(PPTまたはPPTXファイル)としてです。

その後、画像を別名保存します。

ナビゲーション:ファイル > 名前を付けて保存

ファイルの種類は、JPEG(*.jpg)にしてください。そして、名前は半角英数字で。

保存した画像ファイルを確認すると、スライドのサイズに従って余分を切り取って保存してくれるのがわかります。

ページに載せるのはこちらのJPEGファイル。そして、今後のメンテナンスはPPTファイルで。

まとめ

パワーポイントでホームページのトップイメージを作るには?

1.作りたいイメージのスライドのサイズを確認・設定

2.背景の絵または写真を読み込んで、スライドのサイズに合わせ縮小(タテ、ヨコのどちらか)

3.スライドに載るように、文字を載せる

4.PPT、JPEG、2つのフォーマットでファイルを保存

いかがですか?そんなにむずかしくなさそうでしょ?

文言を少しずつ変えて、アクセス数が変わるか?、読者の反応をテストしてみてくださいね。

 

苦手なITはひとりで悩むな!

フォトショップでトップイメージを作る、あるいはメンテナンスするのは、ハードルが高い。

かと言って、手直しは多くではなくとも、思いついたらすぐやりたい。

あなたがパワポを使い慣れているなら、パワポでトップイメージを作りましょう。

外注する場合も、パワポで作ってもらって、PPTファイルとJPEGファイルを納品してもらうことを交渉してみてくださいね。

 

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